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2006年07月04日

ゲームソフト 1本目


ゲームタイトル
【街~運命の交差点】

知る人ぞ知る、ADVの傑作「街」です。
最初はセガサターン版で発売され、後にPSへ移植されています。
今年4月に特別シナリオ2本が追加された「特別編」が、PSPで発売されました。

先日、このソフトと一緒にPSPを買ってきました。
このゲームの特別編を見るためだけに、といっても過言ではありません。
それほど惚れ込んでいるソフトであります。

それほどにまで私を魅了した「街」の面白さは、といいますと、これが結構難しい。
あえて言葉にするなら、自分の行動が他人の行動にどのような影響を与えるのか、いわゆる「if」のストーリーを楽しめるところではないでしょうか?

自分の何気ない一言が他人の運命を変える。

某ゲームで言うところの『人類の決戦存在』に自分がなるようなものです。
小さな小石が起こす大きな波紋。
「もし、あのとき、声をかけていれば・・・」
それをゲームに落とし込んだのが「街」だと思います。

もっとも、そんなに気張らずに楽しめるのも、このゲームの魅力です。
例えば登場人物。ユカイな人ばかりで、その行動を見るだけでも笑えます。
『せっかくだから』登場人物のほんの一部をご紹介しておきますね。

【権田 玄三(通称ゴロイチ)】
柔道五段に剣道六段という猛者だが、知能指数は1という後輩「雨宮桂馬(メインキャラクターの一人)」の評価によりゴロイチの呼び名がついています。
猪突猛進型の叩き上げで、銃撃戦も向かってくる電車も恐れません。

【伍長】
「もあい」という謎の言葉が口癖の老人。誕生日は10月15日で劇中最終日に満80歳となる。
普段は宮下公園を根城にしているホームレスで、どこからか高級な酒を持ってくるのが得意。
『街』のオフィシャルガイドブックでショートストーリーが紹介されています。

【川添 研一】
渋谷区役所に勤める37歳(当時)。
奥さんはむしろ美人でバリバリの女社長。
なぜなら子供もいますが、成績はむしろトップクラスです。
民生局「歴史クドクド課」の係長。
ちなみに、ここの民生局には「福祉だらだら課」「緑化にょきにょき課」「少女いけいけ課」などがあります。
(「むしろ」と「なぜなら」は彼の口癖で、しかもヘンな使い方をします)

【木嵐 袋郎】
「太陽テレビ」の局プロデューサーで、ゲーム中の人気ドラマ「独走最善戦」も担当しています。
彼が笑顔を浮かべつつ「これだっ」が出た時には新たな伝説ができるとのコト。
軽薄な印象を受けやすいですが、たぶんに営業的なものであり、その実は純文学を愛する文学青年である(と思われます)。

【タナカさん】
通販会社「ドリーム通商」ヘルス事業部の自称やり手のセールスマン。
突然現れて商品を販売する能力は確かにやり手かもしれませんが、家にやってくるのは「訪問販売」なのではと思うのだが、如何に?
なお、彼が勤める「ドリーム通商」もアヤシゲな会社で365日に365個の製品を開発しているそーです。

【飛沢 周平】
渋谷中央病院の事務局長を勤めているなかなかのエリート。
都内に一戸建てを構えるが、ローンの返済に苦しんでいるらしい。
数少ない普通の人のためか、あまり出番はありません。

メイン8人の紹介はチュンソフトのHPで行われています。
こちらからご覧ください。

なお、PSP版は「特別編」となっており、「サギ山編」「パトリック・ダンディ編」が追加されています。
どうやらクリア後に選択できるようで、まだ読んでいません。
ダンディの方はCDドラマ化されているものと違うのか、同じものなのかという点も興味があります。

機会があれば、プレイされてみてはいかがでしょうか?  


Posted by K'z at 00:00Comments(0)ゲームソフト